バークリー賞2016

5-weekサマー・パフォーマンス・プログラム2017年参加者(2016年度受賞)の声

治田 七海 Nanami Haruta(トロンボーン)

Berklee Five-week Summer Programに参加させていただいた今夏は、忘れることのできない楽しく刺激的な日々になりました。華やかなコンサートで始まった5週間、私が参加したアンサンブルは、最終的にFive-Week Combo Ensemble, Musical Theatre Ensemble, Jazz Big Band Ensemble, All Stars-Jazz Groupの4つでした。各アンサンブルの授業ではもちろん、そのほかにもセオリーやディスカッションなどの授業でも同世代の才能豊かな仲間に出逢い、多くの刺激を受けました。休日にはBostonの観光に出掛けたり、バスに乗ってニューポートジャズフェスティバルに行くなど、5週間一日も欠かすことなく充実した毎日でした。Summer Programでアメリカに来られたおかげで、Program終了後にニューヨークに数日滞在することができ、ここでもまた素晴らしい体験をしました。とても一言では語れないような素晴らしい経験をさせて頂いたことを、タイガー先生はじめ、スタッフの皆様やアメリカでお世話になった方々などたくさんの皆様に感謝致します。ありがとうございました!


小嶋 拓斗 Takuto Kojima(ドラム)

Five-Weekに参加して、音楽について認識を深めることが出来た。本格的な音楽理論を学んだことのない僕にとって、音階、和音などについて掘り下げて学ぶことのできるTheoryやMusicianshipの授業はとても刺激的で、音楽を「学ぶ」ことの楽しさを体感できた。パート別のクラスでは、ドラマーとしても教育者としても一流の教授陣から学ぶことが多くあった。自分と同年代のドラマーたちは、有名なドラマーのソロをtranscriptionしたり、色々な基礎練習の方法を知っていたりと勤勉で、そのことも僕に刺激を与えた。Five-Weekには、世界中から様々な人が音楽を学びに集う。周りは外国人ばかり。日本語が使えない環境で友人を作ることが出来たのは、ひとえに、「音楽を学ぶ」という共通した目的を持った人とともに音楽を楽しめる環境があったからだと思う。5週間、音楽を愛する人たちと生活するという経験はなかなか出来ない。Five-weekの素晴らしさはそこにあるのだろう。最高の機会を与えてくれたすべての人に感謝したい。