LIVE & EVENT LIVE

【終了】ライラックチャリティ MUSIC LAMP vol.13

「目に障がいを持つ方々や青少年の未来を照らす灯りになる。」という思いのもと、札幌ライラックライオンズクラブと(公財)札幌市芸術文化財団が実施するチャリティ・ジャズ・ライブ。入場料収益の一部を視覚障がい者支援や青少年の健全育成事業団体に寄付するほか、当日ロビーにおいて盲導犬協会の紹介ブースの設置や募金活動を実施します。

今年はフロントページ・オーケストラをゲストに迎えます。日本ジャズ界最高峰のソリストによるコラボとビッグバンドの魅力を兼ね備えたアンサンブルを札幌コンサートホールkitaraでお楽しみください。


冒険の海に漕ぎ出すかのように生き生きした即興演奏と、聴く者をそっと包み込むこと間違いなしの分厚い合奏。一見相反するジャズの醍醐味をものの見事に兼ね備えた10人組、“フロントページ・オーケストラ”がついに札幌にやってくる。米国ボストンの名門・バークリー音大で学んだサックス奏者/作編曲家の三木俊雄が「それぞれの演奏家がアレンジの歯車になるのではなく、心から演奏を楽しむことができるように」との思いを込めて結成。以来、25年以上にわたって、「コンボ(小編成のバンド)とビッグバンドのいいとこどり」的な、リッチこのうえない音作りでジャズ・アンサンブルの世界を活気づかせて現在に至っている。

ジャズではあまり用いられることのないブラス楽器「ユーフォニアム」を含む7管編成による唯一無二のハーモニー、およびメンバーの誰もが雄弁なソリストでもあることもフロントページ・オーケストラの大きな特色だ。表情豊かな音の展開は、スタンダード・ナンバーの演奏であれ、メンバーのオリジナル曲の演奏であれ、等しくジャズの持つ楽しさと美しさを伝えてくれるに違いない。音響に定評のあるコンサートホールKitaraで最高峰のジャズ・アンサンブルが炸裂する2月17日——-いまから心が高まっているのは私だけではないはずだ。 (文/原田和典・ジャズ評論家/「モダン・ジャズ」著者)


バンドリーダー「三木俊雄」氏、特別インタビューはこちら

開催
2024年2月17日(土)
時間
開場16:30 開演17:00(終演19:00予定)
会場
札幌コンサートホールKitara 大ホール (札幌市中央区中島公園1番15号)
出演
フロントページ・オーケストラ FrontPage Orchestra
三木 俊雄(leader,tenor sax)
近藤 和彦(alto sax)
浜崎 航(tenor & soprano sax)
松島 啓之(trumpet)
奥村 晶(trumpet)
駒野 逸美(trombone)
山岡 潤(euphonium)
福田 重男(piano)
上村 信(bass)
柴田 亮(drums)
【ゲストボーカル】長尾 冴子(vocal)

【オープニングアクト】札幌ジュニアジャズスクール Club SJF
チケット料金
税込価格 全席自由席
【前売】一般 3,000円 / 小中高生 1,000円
【当日】一般 3,500円 / 小中高生 1,500円

※未就学児は保護者の膝上に限り無料。
チケット取扱
■チケットぴあ・セブン-イレブン(Pコード:256-002)
https://w.pia.jp/t/musiclamp/

■ローソンチケット(Lコード:12290)

■道新プレイガイド
https://doshin-playguide.jp/products/detail.php?product_id=3842

■セコマチケット(セコマコード:D24021701)※セコマ販売は2/10 23:59まで

■札幌市民交流プラザチケットセンター(0570-00-3871[道新プレイガイド])

■Kitaraチケットセンター(011)520-1234
※Kitara Club会員割引あり(各席300円引き)
主催
チャリティコンサート「ミュージックランプ」実行委員会
札幌ライラックライオンズクラブ
札幌芸術の森(札幌市芸術文化財団)
後援
北海道、北海道教育委員会、札幌市、札幌市教育委員会
お問合せ
札幌芸術の森事業課 
〒005-0864札幌市南区芸術の森2-75
Tel 011-592-4125/Fax 011-592-4120(休館日を除く10:00~17:00)

フロントページ・オーケストラ FrontPage Orchestra

プロフィール

1996年、サックス奏者、コンポーザー、アレンジャーの三木俊雄によって結成された10人編成のラージアンサンブル。
商業的ビッグバンドの時代が終わると共に、リハーサルバンドとして活動する、音楽的な形式としてはかなり成熟した、言い換えれば手垢のついた分野とも言えるビッグバンド。
ラージアンサンブルの醍醐味である「音のカーテン」に包まれながらも、より全員がスモールコンボで起こるような一体感と自己表現を追求し、
2トランペット、1トロンボーン、1ユーフォニアム(!)、3サックスに3リズムという10人編成。
全てオリジナルによる、 各プレーヤーがアレンジの歯車ではなく心から歌える有機的なアンサンブルを志向する。

2000年暮れのライブに、帰国中のピアニスト小曽根真氏が遊びに来て感動的な演奏を共にできたのをきっかけにその後、彼の率いる”No Name Horses”が結成された。
2001年4月からは、南青山(現在は渋谷公園通り)ボディー&ソウルに定期的に出演。
2002年8月に山形県天童におけるジャズフェスに出演。
2004年2月にWhat's Newレーベルより『ハーモニー・オブ・ザ・ソウル』(をリリース。
2004年11月、R&BシンガーDOUBLEとのコラボレーションによるジャズアルバム『Life is Beautiful』をフォーライフレコードよりリリース。オリコン・アルバムチャート14位(うち、一曲が収録されている『Yosui Tribute』は9位)と、ジャズではありえないセールスを記録。
これを機にジャズシンガーmegやギタリスト押尾コータローとのコラボも手がけるようになる。
2007年6月にハママツ・ジャズウィークのメインアクトとして出演。
2013年10月 フロントページ・オーケストラの2ndアルバム『Stop & Go』を55レコードよりリリース。ジャズライフ誌上同年Album of the Year 第3位を獲得。
2016~2019年7月 フジ・ロック・フェスティヴァル 20th Anniversary G&Gオーケストラのホーンセクションとしてグリーンステージのクロージングを務め、
2017年7月 フジ・ロック・フェスティヴァル、フロントページ・オーケストラとしてカフェ・ド・パリのトリを務める。

三木 俊雄(leader,tenor sax)

プロフィール

1963年 大阪府生まれ。
1986年 関西大学卒業。
1986年 バークリー音楽大学にスカラーシップを獲て留学。リッチ-・コール・アワードを受賞。
サックスをビル・ピアース、ジョ-・ヴィオラに、アレンジをハーブ・ポメロイ、 フィル・ウィルソンに師事。
ロイ・ハーグローブ(tp)、ジョシュア・レッドマン、マーク・ターナー、シェーマス・ブレイク(ts)、アントニオ・ハート、ジェフ・キーザ-、大西順子(p)、大坂昌彦、ホルヘ・ロッシー(ds)、レイラ・ハザウェイ、ポーラ・コール(vo)らと、セッションを重ねる。
1989年 同大学プロフェッショナルミュージック科卒業後ニューヨークに移り住み、約半年間滞在する。
その間に、ビル・エバンス(sax)、大西順子(p)、大坂昌彦(ds)らとフランスをツアー。
1990年帰国 約1年間 大阪を中心に、古谷充(as)、東原力哉(ds)らと活動の後、1991年から東京で活動を始める。
世良譲、 佐山雅弘、辛島文雄、塩谷哲(p)、宮之上貴昭(g)らをはじめ、さまざまなセッション、ジミー・スコット(vo)の来日公演、および1996年から自己の率いる10ピースバンド『フロントページ・オーケストラ』の活動を続け、2004年2月 アルバム『ハーモニー・オブ・ザ・ソウル』をホヮッツニュー・レコードよりリリース。
ジャズシーンのみならず多くの注目を集め、2004年11月 R&BシンガーDOUBLEとのコラボレーションによるジャズアルバム『Life is Beautiful』をフォーライフ・レコードよりリリース。オリコン・アルバムチャート14位(うち、一曲が収録されている『Yosui Tribute』は9位)をマーク。
2006年11月 megのデビューアルバム『グレース』をヴァーヴ/ユニバーサル・ミュージックよりリリース。
2007年6月 ヤマハ主催ハママツ・ジャズ・ウィーク、メインアクトに出演。
2008年10月 ギタリスト押尾コータローのコラボアルバム『You & Me』(ソニー・ミュージック・エンターテイメント)に参加。
2013年10月 フロントページ・オーケストラの2ndアルバム『Stop & Go』を55レコードよりリリース。ジャズライフ誌上同年Album of the Year 第3位を獲得。
2016~2019年7月 フジ・ロック・フェスティヴァル 20th Anniversary G&Gオーケストラのホーンセクションとしてグリーンステージのクロージングを務め、2017年7月 フジ・ロック・フェスティヴァル、フロントページ・オーケストラとしてカフェ・ド・パリのトリを務める。
そのプレーと共に作曲・アレンジでも高い評価を受けている。

他にも現在、小曽根真率いる『No Name Horses』のメンバーとして2006年ニューヨークで行われたIAJEでのコンサート、2009、10年フランス ラロック・ダンテロン国際ピアノフェスティヴァル、スコットランド エディンバラ・ジャズフェスティヴァル、2012年シンガポール モザイク・ミュージックフェスティヴァル、国内ではブルーノート、ビルボード、およびコンサートホールの全国ツアーにも参加し、またアルバムごとに楽曲を提供する一方、フジ・ロック・フェスティヴァルG&Gオーケストラのセクションリーダーを務めている。

スイング・ジャーナル誌人気投票において、テナーサックス部門第3位、コンポーザ-・アレンジャー部門第5位、ビッグバンド部門においてフロントページ・オーケストラが第6位を獲得している。
なお1997年4月から東京FM デジタル衛星放送チャンネル、ミュージックバードch8にてジャズ番組『オープンセサミ』のパーソナリティーを11年間、その後継番組『ライブ・ワークス』を4年間務める。

尚美学園大学 芸術情報学部 音楽表現学科 非常勤講師

近藤 和彦(alto sax)

プロフィール

1964年山梨県甲府市出身。’86年山野ビッグバンドコンテストにて最優秀ソリスト賞を受賞。在学中よりプロ活動を始め、宮間利之とニューハード、松岡直也、渡辺貞夫、高橋達也、菊池ひみこ、向井滋春、佐山雅弘、オルケスタ・デル・ソル、熱帯JAZZ楽団、エリック・ミヤシロ、村田陽一、Blue Note Tokyo All-Star Jazz Orchestraなどのバンドに参加。現在、カルテットや6tetなど編成の異なる自己のグループの他、小曽根真No Name Horses、渡辺貞夫BigBand、守屋純子オーケストラ及びセクステット、Mark Tourian MT6、三木俊雄FPO、野口久和バンドなど多数のレギュラーグループ、セッションで国内外を問わず演奏するほか、スタジオミュージシャンとして数多くのレコーディングに参加。フラメンコとのコラボレーションなどジャンルにとらわれない幅広い活動をしている。サックスをPhil Woods、Dick Oattsに師事。昭和音楽大学ジャズコース非常勤講師。2009年 全曲オリジナルによるリーダーアルバム『SUBSTANCE』を小曽根真プロデュースのもと55Recordsよりリリース。
2019年 Gonzalo Rubalcaba(p) & Aymée Nuviola(vo) Viento Y Tiempo公演に参加。その時LIVE RecordingされたCD「Live At Blue Note Tokyo」が2021年第63回グラミー賞のノミネート作品となる。そのアルバム「Live At Blue Note Tokyo」での演奏がアメリカの第42回Annual Jazz Station Awards / The Best Jazz of 2020のSopranoSax部門に個人的に選ばれる。


浜崎 航(tenor & soprano sax)

プロフィール

1977年長崎県生まれ。
セルマー社野中貿易50周年記念野中サクソフォンコンクールジャズ部門にて第1位受賞。2012年自己の主宰する”Encounter”にてアメリカカリフォルニアで行われた55th Monterey Jazz Fesに出演、3回にわたるスタンディングオベーション、アンコールを受ける。
フジロックフェスティバル出演、リーリトナーバンドで東京ジャズ出演。ハービーメイソンバンドでブルーノート東京出演。ディズニーワールドビートの日本ツアーや、髭ダンディズムのツアーサポートでも活躍。
現在日本が世界に誇る石森管楽器のオリジナルサックスのエンドーサーも務め楽器開発にも関わる。

松島 啓之(trumpet)

プロフィール

1967年11月17日神奈川県藤沢生まれ。
中学時代にトランペットを始め、その頃からジャズに目覚める。88年~91年までの二年半ボストンのバークリー音楽大学に留学。 同じ頃のキャンパスには大西順子、大坂昌彦、山田穣、ロイ・ハーグローブらがいる。
帰国後さまざまなセッションに単身で参加、ハードバップ色の強いトランペットスタイルで各方面の注目を集める。その後、日野元彦、峰厚介、本田竹廣、小林陽一&グッドフェローズ等のグループで活躍。
過去に5枚のリーダーアルバムをリリース。最新作はdedicated to you(Mock Hill records)。
現在は自己のカルテットの他に大野雄二&ルパンティックシックス、熱帯ジャズ楽団などで活躍中。

奥村 晶(trumpet)

プロフィール

東京芸術大学卒業。第 57 回日本音楽コンクール入選。大学在学中に「宮間利之とニューハード」に入団、プロ活動をスタート。以後渡辺貞夫、猪俣猛、カルロス菅野、小曽根真、他のグループに参加。
BennyGolsom, DaveGrusin, MarcusMiller, RonCarter その他数多くの海外アーティストと共演。
またスタジオミュージシャンとして数多くの CD、劇伴、などのレコーディングに参加。

駒野 逸美(trombone)

プロフィール

千葉県白井市出身。小学校でCornet中学からTromboneを始める。尚美学園大Jazz&Popsコースにて西山健治氏に師事。在学中よりプロ活動を始め、これまでに、五十嵐明要、市川秀男、木村由紀夫、菊地成孔、小杉敏、杉原淳、原田忠幸、各氏と共演。現在、自己のカルテットにて全国各地にて精力的にライブ活動をする他、三木俊雄フロントページオーケストラ、市原ひかりグループ、内堀勝ビッグバンド、大橋トリオ、大林武司septet、大山日出男セクステット、加藤真亜沙ラージアンサンブル、木村由紀夫New Standards Quintet、Simon Cosgrove TokyoJazz7、渋谷パークアベニューセクステット、James Macaulay 5 Trombone、Mark Tourian 6、村田中クインテット、守屋純子オーケストラ、中林薫平オーケストラ、中村誠一THE STOMAERS、松任谷正隆SKYE、宮木謙介コードレスカルテット、などのグループでも都内を中心とするライブに参加。
「Jazz Standards For Two Trombone」
Musicstore.jpより2Tromboneの譜面を出版。
2011年の浅草JAZZコンテストでは駒野逸美Quartetでグランプリを受賞。
2014年上杉 優(tb)との2tbユニット「The Bon Bone」で1stアルバム"Melba's Mood"をリリース。2016年上杉と駒野でスイスの2トロンボーングループTwobonesのスイスツアーに参加。スイス各地9箇所でコンサートを行う。翌年2017年The Bon Bonesの2ndアルバム“Celebration”をリリース。
2021年2月AllenHermann氏との日本ツアーにて録音された"TheBeautieul Thing"をリリース。2021年には駒野逸美カルテット1stアルバム"Nearest and Dearest"をリリース。
現在、都内を中 心に活動する傍ら、昭和音楽大学、山野楽器、ルーツ音楽院、で講師も務めている。

山岡 潤(euphonium)

プロフィール

国立音楽大学卒業後渡米し、ノース・フロリダ大学にてジャズ・ユーフォニアム奏者故リッチ・マティソン氏に師事。その後、マティソン氏が嘗て教鞭を執っていたノース・テキサス大学大学院を修了し94年に帰国以来、ジャズ、クラシック両分野での演奏活動の傍ら、後進の指導にも力を注ぎ、金管楽器の奏法、指導法の根本的理解を目指し日々模索しています。ユーフォニアムを山本訓久、三浦徹、ドン・リトルの各氏に師事し、留学中、帰国後を通じて故アーノルド・ジェイコブズ氏より多大な教示を受けました。尚美ミュージックカレッジ専門学校非常勤講師。

福田 重男(piano)

プロフィール

1980 年プロ・デビュー。
ジョージ・大塚マラカイボ、秋山一将グループ、鈴木良雄MATSURI、植松孝夫グループ、MALTA HIT&RUN、向井滋春グループ、
PARADOX 等のグループでの活動のほか、松本英彦、渡辺貞夫、日野皓正、日野元彦、山口真文、土岐英史、橋本信二、道下和彦、五十嵐一生、セシル・モンロー、チャリート他のミュージシャンと共演。
この間に7枚のリーダーアルバムを残し、JAZZ のみならず、高島忠夫、中尾ミエ、大地真央、布施明、DOUBLE 、 藍川由美、他ジャンルを超ええて数多くのアルバムやコンサートに参加する。
またロン・カーター、アル・フォスター、ピーター・アースキン、マーク・ジョンソン、ジョー・チェンバース、アイラ・コールマン、デビット・フィンク他、海外のミュージシャンともレコーディング& ライブ等で共演する。
1997 年よりYAMAHAミュージックの講師として後進の指導に当たる他、Jazz Life紙やキーボードマガジン紙等へのアレンジ譜の寄稿も数多い。
現在は自己のトリオ( 奥平真吾d、金森もといb) の他、TRIOʼ ( 市原康d、森泰人b)、 藤陵sax グループ、三木俊雄ts フロントページ・オーケストラ、布川俊樹g とのDUO、浜崎航とのDUO、河原秀夫b ペンタグラムなどで活躍中。
2022年10/28 浜崎航ts,fl とのDUO アルバム「LADY DAY」をリリース。

上村 信(bass)

プロフィール

1964年生まれ、群馬県前橋市出身。大学時代にベースを始め、独学。25歳の時にミュージシャンに転職、当時住んでいた名古屋で活動を開始する。92年に大坂昌彦&原朋直クインテットに参加。後に上京し、原朋直4、大山日出男4、大森明4、椎名豊3、原大力4、岡崎Brothers、川上さとみ3、the MOST、東京銘曲堂、福田重男3、大野雄二3、近藤和彦4など、多くのグループに在籍し、数多くのレコーディングやツアーをこなす。
現在は、自身の上村信カルテットやデュオでの活動の他、三木俊雄フロントページオーケストラ、松島啓之4など、首都圏を中心に様々なセッションで活躍中。2011年には初のリーダーアルバム『Transience』を、2016年にはセカンドアルバム『Carving The Air』を発表。ハーモニーセンスの良さと、安定した力強いビートを生かした的確かつ上質なサポートで、多くのミュージシャンから厚い信頼を寄せられている。

柴田 亮(drums)

プロフィール

1981年生まれ、大阪府出身

幼少から音楽に親しみ10歳からドラムを始め、江森文男氏に師事。高校卒業後に甲陽音楽院に入学し、在学中から関西のJazzclubへ出演し始める。

2003年、ボストンのBerklee Collegeに奨学金を得て留学し、同校にてTerry Linn Carringhton、Hal Crookに師事する。
在学中に、学生選抜グループに選出され全米ツアー、JVC Jazz Festival in NYC、Monterey Jazz Festival等に出演。

2008年、東京に居を移してからはJazz&Popsを中心に様々なグループ、ツアー、レコーディングに参加すると共に、Montreux jazz festに代表される海外のジャズフェスにも数多く出演する。

2017年に黒田卓也(Tp)、宮川純(pf)等と共に結成した"メガプテラス"はユニバーサルミュージックよりデビュー版『フルスロットル』を発表し、iTunes,Amazon Jazz Rankingにおいて1位を獲得する。

2019年、ウラジオストク経済フォーラムに文化特使として派遣され、現地での公演を成功に納める。
2021年、元Pe’zのリーダー大山渉(Tp)率いるBimBomBam楽団にSoil&Pimp Sessionsの元晴(Ts)と共にゲスト参加した作品”Swing20”, ”UpsideDownside”, ”Life”はいずれもiTunes Ranking “1位”を獲得する。

2023年、Jazzが題材の人気漫画である"Blue Giant"の劇場版サントラに同作品の音楽監督である上原ひろみ(pf)の推薦により参加。