2025年3月25日(火)から30日(日)までの6日間、札幌芸術の森でバークリー音楽大学の現役講師によるジャズセミナー『北海道グルーブキャンプ2025』が行われました。
北海道グルーブキャンプ主任講師でありバークリー音楽大学教授のタイガー大越、同教授のMark Walker、George Russellの各氏がそれぞれクラスを担当。
さらに今回、北海道グルーブキャンプのOBとして馬場智章が講師に加わり、国内外から集まったジャズを志す38名の受講生が、各講師のもとジャズ漬けの濃密な5日間を過ごし、最終日となる6日目に修了公演の「ファイナルライブ」に臨みました。
ファイナルライブでは、それぞれのクラスが5日間の成果を披露し会場を沸かせました。
各クラスの演奏のあとには講師陣によるスペシャルセッションも行われ、大いに盛り上がりました。
ライブの最後には、セミナーを通じて特に優秀と認められた受講生に対して授与される『バークリーアワード』と、『北海道グルーブキャンプ賞』の発表がありました。
今回はバークリーアワードにドラムの五十嵐 愛(Naru Ikarashi)さん、トロンボーンの辻󠄀谷 寛大(Kanta Tsujiya)さん、そして韓国から参加したアルトサックスのイ・ミニョン(Minyong Lee)さんの3名が選ばれ、米国ボストンのバークリー音楽大学で開催される5週間の特別セミナーへの推薦状が授与されました。
続く、北海道グルーブキャンプ賞には、ドラムの浅井 音則(Otonori Asai)さん、トランペットの谷 旭陽(Asahi Tani)さんが選ばれ、次回の北海道グルーブキャンプへの参加権が授与されました。
終了後には受講生たちが互いを称え合ったり別れを惜しむ姿が見受けられ、感動のうちにグルーブキャンプ2025が幕を閉じました。