NEWS

サツゲキ×サッポロ・シティ・ジャズ『BILLIE ビリー』特別上映中!

狸小路の映画館サツゲキでは、伝説的ジャズ・シンガー、ビリー・ホリデイの生涯を描くドキュメンタリー映画『BILLIE ビリー』を特別上映中です。

サツゲキは今年、9月18日(土)から19日(日)にかけて、市内各所でミュージシャンが演奏を繰り広げるパークジャズライブの会場となる予定で、この特別上映も同ライブとのタイアップとして企画されました。

新型コロナウイルス感染拡大によるパークジャズライブの中止に伴い、残念ながら皆さまに劇場での生演奏をお楽しみいただくことはできませんでしたが、ビリー・ホリデイの生き様と迫力のライブ映像をぜひご覧ください。

なお、ウェブ配信企画「PARK JAZZ LIVE ON WEB」(10月9日(土)~31日(日)公開)ではサツゲキもウェブ会場として登場します。

魅力的な会場を背景に登場する、約100組のバンドによるジャズライブをお楽しみに。


『BILLIE ビリー』

上映期間:9月10日(金)~23日(木・祝)

     上映スケジュールは下記URLからご確認ください。

会場:サツゲキ(札幌市中央区南2条西5丁目6-1(狸小路5丁目))

https://www.sugai-dinos.jp/cinema/sapporo/


44年の短い人生を駆け抜けたジャズ・シンガー、ビリー・ホリデイ。

差別に立ち向かい、あらゆる苦難を乗り越え、

歌を通して“生”を謳歌した彼女の真実に迫るドキュメンタリー。

不世出のジャズ・シンガー、ビリー・ホリデイ。その44年の短い生涯は波乱の連続だった。

10代半ばで生活のため身体を売り、過酷な人種差別と闘い、麻薬と酒に溺れて幾度となく逮捕され、

身も心もボロボロになりながらステージに立ち続けたビリー。

だからこそ彼女の歌には凝縮された生が刻印され、20世紀屈指の伝説となった。

そんなビリーの人生に共感したひとりの若き女性ジャーナリスト、リンダ・リプナック・キュールが

1960年代から10年間かけて関係者にインタビューを重ね、

時には何者かに妨害されながらもビリーの伝記を書き上げようと尽力した。

しかしリンダも志半ばにして不可解な死を遂げてしまう。

この度リンダが遺した200時間以上に及ぶ録音テープが発見され、

ビリーの貴重な映像とともに構成されたのが、このドキュメンタリー映画『BILLIE ビリー』である。

Carl Van Vechten photographs/Beinecke Library © Van Vechten Trust / REP Documentary