読書の秋、静かに流れるJAZZをBGMに、本で深めるJAZZの魅力

　図書・情報館1階の展示エリアで3年目の開催となる「ジャズライブラリー」。
ジャズに関する書籍と洗練されたデザインのレコードジャケットの展示が楽しめます。ゆったりと過ごせる椅子もあり、聴くだけではなく、読んでジャズを知りたい、深めたいという方にぜひお立ち寄りいただきたいライブラリーです。
　今年は、ジャズピアニスト、セロニアス・モンク(1917～1982)を特集したレコードジャケットを展示。独自のスタイルを持ち、後のミュージシャンに多くの影響を与えたモンクの作品と世界観をレコードジャケットでご紹介します。
　手に取ってぜひお読みいただきたい書籍の数々は、「ジャズを磨く」「ジャズの歴史」「ジャズを深く味わう」「ジャズという生き方」の各テーマに分けてご紹介します。
　今回、シアタージャズライブに出演の山下洋輔さんは多くの著作で有名ですが、モダンアートの本永定正さんと共作した絵本「もけらもけら」も登場します。大西順子さんは、セロニアス・モンクが妻のネリーのために書いた「ネリーと共にいる黄昏」（Crepuscule With Nellie/Monk’s Music）に大きな衝撃を受け、モンクをワン・アンド・オンリーの人、と表現しています。

　奥の深いジャズの世界を読んで観る、ジャズライブラリー。ぜひお立ち寄りください。