LIVE & EVENT写真展

「素顔のジャズ・ジャイアンツ ON&OFF」K.Abeジャズ写真展

日本初のジャズ写真家としてミュージシャンを撮影し続け、ジャズ・シーンに大きな貢献を果たした阿部克自(1930-2008)の写真展を開催します。多くのミュージシャンと親交が深かった阿部ならではの、ミュージシャンのON・OFF(プライベート)の姿を捉えたモノクロ写真を中心とし、デザインレコードジャケットやメモラビリアなどにより、足跡を振り返り、その魅力を伝えます。

≪主なミュージシャン≫

デューク・エリントン、マイルス・デイビス、秋吉敏子、ジョン・コルトレーン、カウント・ベイシー、 ビル・エヴァンズ、サラ・ヴォーン、ハービー・ハンコック 他

Photos by K.Abe
会期
2019年12月18日(水)~22日(日) 10:00~19:00
会場
札幌市民交流プラザ 2階SCARTSスタジオ
入場料
無料
主催
サッポロ・シティ・ジャズ実行委員会、(公財)札幌市芸術文化財団
協力
株式会社シンコーミュージック・エンタテインメント、スタジオベイブ
関連事業
阿部克自と親交のあった写真家・ライターの常盤武彦によるギャラリートークを開催します。

2019年12月21日(土)16:00~17:30
会場/札幌市民交流プラザ1階 札幌市図書・情報館
ゲスト/常盤武彦(写真家・ライター)
ナビゲーター/箭原顕
定員/50名(満席の場合は立ち見となります)
入場料/無料
※11月12日(火)よりサッポロ・シティ・ジャズ実行委員会にて電話受付
【TEL:011‐592‐4125】

ARTIST

K.Abe [阿部克自]

プロフィール

1929年、東京・早稲田生まれ。1940年に紀元2600年全国児童絵画展で文部大臣賞銀賞を受賞。1945年に海軍兵学校に入校(78期)。この時期に米軍の英語放送を聴き、ジャズの魅力にはまる。その後、1948年に旧制早稲田中学校卒業、1951年に旧制早稲田大学卒業。翌1952年にはBOAC(英国海外航空会社:現在のブリティッシュ・エアウェイズの前身会社)に就職。1953年頃よりレコード・ジャケットのデザインと写真をメインに活動。また、ジャズのDJとしてラジオ番組を持つことになった。1960年初頭からカヴァー・アートの研究のため渡米するようになり、ニューヨークを拠点に活動を始める。その後、ジャズ・メンのみならず、日本のミュージシャンのレコード・ジャケットも数多くデザインするようになる。日本のバンド、「チューリップ」 のロゴ・デザインもそのひとつ。1986年4月29日のデューク・エリントンの誕生日に合わせて発行されたアメリカの記念切手(22セント)に作品が使用され話題を呼ぶ。2005年には、日本人として初めてジャズの写真家の最高の栄誉「ミルト・ヒントン・アウォード」受賞。名実ともに世界的な写真家となる。
2008年9月17日肺炎のため死去。享年78。2009年9月11日、本人 の遺言によりNYイースト河に散骨される。
没後10周年を記念する写真展「JAZZの肖像 ポートレイチャーズ」が2017年12月から2か月間、リコーイメージングスクエアA.W.P.(銀座)にて開催され、同名の写真集も発売。改めてジャズ界における偉大なる功績の再評価が高まっている。

K.Abe Jazz Pix Archives

オフィシャルサイト

常盤武彦

プロフィール

写真家、音楽ライター。1965年、横浜生まれ。高校時代に、ジャズを聴き始め、また写真にも興味を持つ。ジャズ誌に掲載されるK.Abeや、ブルーノート・レコードのアルバム・ジャケットを撮影したフランシス・ウルフの写真に憧れた。1984年慶應義塾大学へ入学、モダン・ジャズ・ソサエティに加入しテナー・サックスを演奏する。同時期に写真も本格的に始めた。1986年慶應大学ライト・ミュージック・ソサエティの西海岸ツアーに随行カメラマンとして帯同し、モントレイ・ジャズ・フェスティヴァル等を撮影、K.Abeの撮影していたアメリカのジャズの現場を、初めて体感する。1988年ニューヨークへ渡り、1989年にニューヨーク大学芸術学部写真学科へ編入。1991年同校卒業。同時期に日米の音楽誌、一般誌、レコード・レーベルからの撮影を手がけ始める。その頃、ヴィレッジ・ヴァンガードで、K.Abeに出会う。以降数年のブランクがありながら、帰国時には阿部邸を訪れ、K.Abeの薫陶を受ける。アメリカでのジャズ・レジェンドの撮影時には、必ず阿部の近況を聞かれていた。2017年4月、29年のニューヨーク生活を終えて帰国。2006年に「ジャズで巡るニューヨーク」(角川書店)、2010年「ニューヨーク アウトドアコンサートの楽しみ」(産業編集センター)、2018年「New York Jazz Update」(小学館)を上梓。現在国内での音楽撮影、取材とともに、毎年9月初旬に開催されるデトロイト・ジャズ・フェスティヴァルのオフィシャル・フォトグラファーを務めている。